超 Maya

物凄くふざけているようで本当は不真面目だったり。
まるで妄想ばかりの作り話のようで実のところ架空の話だったり。
そんなブログであなたの脳ミソをいい感じにトロッとさせたい。

こんにちは やっつけブロガーの超ごろーです

2018年の新人が入社し、社会人1年目として期待と不安を胸に会社に来た方も多いと思います。
元々3DのCGデザイナー(モーションデザイナー)としてやってきた超ごろーですので、弊社に入ってきたデザイナーにも興味があるわけです。
そこで! めずらしく3DCG関連のお話です。
超ごろーが長年培ってきた知識の一旦を教えちゃいましょう。
まぁ かるーく 難易度低めなところで。。。

と思ったんですが。。。。

「プロとして仕事してる人なら当たり前に理解してるよね?」と思っていた事が、実は実務経験年数10年以上のベテランが正確に理解していなかったという事実を多々見受けます。
新人さんも、そしてベテランさんも改めて
「え? そーだったん?」
と目から鱗のマメ知識を急遽解説します。
それはズバリ!

【コンストレイント(Constraint)】

CGやってない人に説明すると、AのオブジェクトにBのオブジェクトを追従させる機能です。
ご存知モーションは 主に

・移動
・回転
・スケール(拡大縮小)

で動きを制御します。他にもいろいろありますが大きく分けるとこの3つと考えてください。
なので上記3つのコンストレイントはそれぞれ

・移動コンストレイント
・回転コンストレイント
・スケールコンストレイント

と言われます。
ですがそんなコンストレイントにもう一つ。

・ペアレントコンストレイント

というものが存在します。
これは親子関係を作ったものと同じ扱いになるものです。
分かりやすく説明しましょう。

まず移動、回転、スケールの3つについて。
Aが動かす側。
Bが追従する側。

『AにBを移動コンストレイントすると、
Aを移動させれば、同じ値だけBも移動します』

『AにBを回転コンストレイントすると、
Aを回転させれば、同じ値だけBも回転します』

『AにBをスケールコンストレイントすると、
Aを拡大縮小させれば、同じ値だけBも拡大縮小します』

という単純なものです。実に分かりやすい。

ここで少し違うのはペアレントです。
ペアレントとはそのまま「親」という意味ですね。

『AにBをペアレントコンストレイントすると、
Aの子供としてBがぶら下がったのと同じ挙動をします。
つまり、Aを移動させればBも同じ値だけ移動し、
Aを回転させればBも同じ値だけ回転します』

スケールだけ影響されません。

さてここで多くのベテランデザイナーが陥る落とし穴があります。

移動コンストレイント と 回転コンストレイント
をそれぞれコンストレイントするよりも
『ペアレントコンストレイントを一回すれば、移動も回転も
一緒に動いて便利じゃ~ん! オレって頭いい~!』

この考え方をする人が実に多いのです。
なぜそう考えてしまうのかには2つの理由があります。

1.実際にペアレントでも移動と回転が動いてしまう点

2.1を試したらちゃんと動いたから、それ以上考える事
をやめてしまう点

では 移動+回転のコンストレイントとペアレントコンストレイントの違いをしっかりと画像付きで説明しましょう。

検証1
———————————————–
以下の画像はキューブとピラミッド型のオブジェクトを出して、キューブへピラミッドをコンストしたものです。
先ほどの例でいうとキューブがA。ピラミッドがBって事になります。

◆上側
移動(point)コンストレイントと回転(orient)コンストレイントで関連付けしたものです。
◆下側
ペアレントコンストレイントしたものです。

では両方のキューブを移動させると ピラミッドも同じ様に移動します。
そして同じにように回転をさせてもやっぱり同じように回転(下図)します。

 

 

なんだよ やっぱり同じじゃん! だったら一回コンストレイントすれば済むペアレントが楽でいいじゃん。
けってーい!
。。。となるのが今まで理解せずに来てしまった人の思考です。

では、少しやり方を変更してみましょう。

検証2
———————————————–
以下の図をみてください。
今度はキューブとピラミッドをズラした状態でコンストレイントしてみました。
この時、キューブとピラミッドが離れた状態を維持する為にオフセットにチェックを入れてコンストしてください。
すると以下の画像のような配置を維持したままコンストレイントされます。

さてこの状態でキューブを動かしてみましょう。
まずは移動です。こちらは前と同じようにキューブ移動でピラミッドも移動します。
想像通りです。

 

では次に キューブを回転させてみましょう。
すると・・・・
以下のような動画になります。

 

少し分かりにくいのでこの動画では回転後にカメラで違うアングルも見せています。
どうでしょうか。
回転でまったく違う挙動をしました。
これが
『移動+回転』

『ペアレント』
の違いです。
まとめると

『移動+回転』と『ペアレント』は

◆AとBが同じ位置にある場合はまったく同じ挙動をしている様に見える

◆AとBが離れた位置にある場合は回転時に挙動が変わってくる

新人デザイナーだけでなく、ベテランデザイナーがあたり前にペアレントコンストレイントを使っているのは結構危険です。
もちろん理解した上で使っているのであれば問題ないのですが、そうでないのであれば、予想外の動きをされて何が原因か分からない・・・となります。

ぜひこの機会に振り返って、コンストレイントの仕組みを理解してみてください。
あなたの隣のベテランデザイナー。。。。知らないかもしれませんよ!

そして新人さんは、当たり前だと思っていた事も「本当に正しいのか?」 と常に疑って考える様にしてください。
意外なところに落とし穴があるものです。

(やっつけブロガー 超ごろー)

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